11月に予定している八王子在住の女性作家3人での、展示会のお知らせです。
沈金 春日友子
自然染色・仕覆 山口由佳
ミニチュアドールハウス 谷本朋子
ジャンルも表現方法も全く異なる三人ですが、共通するのは「時」を超えて受け継がれるもの。
伝統だったり文化だったり、美しい風景だったり。
現在、過去、未来。
大切にしたいと思うものを、それぞれの思いを乗せて表現する世界をお楽しみ頂けたらと思っています。
11月5日~11月10日 11:00~16:00
会場 ギャラリー芙蓉 八王子市横山町18-19
入場無料
駐車場はありませんので、公共交通機関、もしくは近隣のコインパークをご利用下さい。
私の作品の特徴の大きなものに、ブログのタイトルにもなっている、時空を超えて表現できるというものがあります。
写真の様に今を残すのではなく、時間を巻き戻したり未来を描いたり。
自由です。
ご依頼品でも既に無くなってしまったものをミニチュアにして欲しいというご相談が多いです。
今回、この展示会に合わせて、地元八王子の高尾山に咲く花をモチーフにした小作品を何点か展示販売します。
高尾山は自生する植物の種類が非常に多いことで知られています。
しかし、その自然も永遠に同じではありません。自然は生き物。
気候の変化や森の成長に合わせて、少しずつ形を変えていきます。
今ある美しいものをミニチュアドールハウスという、私の大好きな表現方法で残しておきたい。
そう思い、今回、高尾山の花を制作しました。
これからも少しずつ、身近にある何気ない風景、懐かしい風景を自分なりの物語を乗せて表現していきたいなと思っています。
今回のグループ展はその第一歩。かな。
他に今回は、これまでご依頼により制作した八王子市内の店舗をモデルにした作品の特別展示もあります。
お客様のご理解の元、お借りしました。ミニチュアドールハウスのオーダーにご興味のある方の参考にも
して頂けたらと考えています。
会場である「芙蓉」さんは、八王子市内に数あるギャラリーの草分け的な存在です。
実は八王子はギャラリーがとても多い町。
けれど、少子高齢化の影響で、芸術を楽しみギャラリーで発表したい方や訪れる方も高齢化が進んでいます。
今回のギャラリー芙蓉さんも、もっと若い人にも気軽にギャラリーへ足を運んでほしい。
八王子にも気軽にアートに触れられる場所があることを、多くの方に知ってほしい。
そういう願いがあります。
ぜひ、このグループ展に足をお運び頂いて、ゆったりとした時の流れに身を置いて下さればと思っています。
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